ども~前回part①ではだいぶ重ためで終わりましたが
彼女とのその後、嫁ちゃんとの進展を引き続き綴ってまいります~。
それではごー。
別れは突然に
母親の一件で彼女と少し距離を置くようになり、
仕事仲間と飲みに行くことも意図的に多くなり、
一緒にいても特になにも感じないように距離を置き始め、
真剣に物事を話すのをやめました・・・というより
本能的に話さなくなったといった方が正解に近い感覚です。
そんな中、職場で無邪気に嫁ちゃんに
「好きなんです~」
とかいわれたら少しきゅんとしちゃうくらいに
心情は変化してました。
とにかく癒しがどこかに欲しかった!!!
そんなに彼女と距離おいて
他できゅんきゅんしてるなら別れた方がよくない?!
って思ってる方もいると思いますが
本っっ当その通り。ぐぅの音もでませんよ。
しかしながら6年も付き合ってるんだから
いつしかまた気持ちが元に戻るんじゃないかと日々過ごしておりました。
・・がしかし距離は広まるばかり。
今思えば彼女は彼女でそうとうもやもやしてたと思います。
逆の立場で
相手の訳あり家庭の母親のガン末期
なんてパワーワードいきなりぶつけられたら
なんて言ったらいいかわかりませんもんね。
今更ながら謝罪の気持ち・・・。
彼女ともうまくいかず、少し嫁ちゃんが気になってる時
聞いてもない情報が流れてくるのです。
とある日、
いつもいる嫁ちゃんがシフトに入っておらず
「今日は嫁ちゃん休みか~」
と思っていると
「今日、派遣さん(嫁ちゃん)
彼氏と誕生日旅行にいってるみたいよ~」
と近くで話す会話が耳に・・・
いや、彼氏おるんかいっ
やっぱからかわれてたわ~。
っとここで初めて嫁ちゃんに彼氏がいることを知ったわたくし。
その後嫁ちゃんに
「好きなんですよね~」
と言われたところで
「いやいや彼氏いるでしょ」
なんて本気の答えはぶつけられず。
そんな日々を送っていたある日
突然別れが訪れたのです。
彼女とのいざこざの原因となっていた
実母のお見舞いに行くか行かないか問題。
見かねた父親がとりあえず近々親子3人で会って
顔を見ながら話し合ってちゃんと決めよう。
となり、その日が着々と近づいていたある日
お見舞いに行く、行かないの前に
実母が亡くなってしまいました。
なんとも言えない気持ちになりました。本当に。
何が正解で、何が不正解だったか。
その状況で姉と二人で出した答えはせめてお葬式にはでたい。
でなきゃ。
でて母親に
「あの時の事もうなんとも思ってないくらい今幸せに生きてるよ」
と伝えなきゃ。
父親に相談し、お葬式は無理だけどお通夜には出れることに。
職場に理由を話し、数日間お休みをもらい姉とお通夜に出席。
母親が死ぬまで肌身離さず持っていたと
2人の幼い時の写真を母のお姉さんから渡されたときは
何かのドラマですか?(´;ω;`)
と思わざる負えませんでした。
お別れはきちんとと言っていいかはわかりませんが・・
出来ました。
・・・彼女とはまだ別れておりません←
嫁ちゃんの不思議さん
唐突に母親とのお別れ話をしましたが、それにより会社を少しの間休んでおりました。
もちろんヘルプ先(嫁ちゃんがいる店舗)にも行けておらず
1、2週間くらいあけて久しぶりに嫁ちゃんと働くことに。
正直まだ実母の死の余韻的な感じがあって(当たり前よね)
恋だの愛だのという感情は無になりつつありました。
(彼氏いるしね)←いや彼女もいるしね
そんな中、派遣の嫁ちゃんは休んでいた理由はしらず
久しぶりに出勤してきたわたくしを見て一言。
「また来てくれてよかったぁ。
私が好き好き言いすぎて
もう来てくれなくなったのかと思った(´;ω;`)」
ですって。本気なのかからかわれてるのか謎すぎる。
そのまた別の日。
一緒に働いていると嫁ちゃんが、とととととっと近づいてきて
「近っ!!」
というわたくしに、にこにこしながら
「これが0距離~(* ´艸`)」
とな。
は?
何このかわいい生き物。
みなさん職場で0距離なんかされたことあります?
わたくし初めてすぎて反応できませんでした。ずるいぜ←何が
嫁ちゃんの焦り
そんなのほほ~んな日々を続けていましたが嫁ちゃんが焦り始めます。
なぜなら
派遣期間が終了に近づいてきたからなのです!!
そんなこととはつゆ知らず。
のほほ~んと働くわたくしに怒涛の攻撃が降ってくるのです。
決して自慢じゃないのですが。
自慢じゃないですよ?
自慢じゃないですからね?!←
結構チヤホヤされる時期ってあるじゃないですか?
ね?
それで自分だけ舞い上がって
その時期が終わると普通に接されるとか
あれ
結構凹むじゃないですか?
それと同じで嫁ちゃんからチヤホヤされてたけども
そーゆーやつに慣れてきちゃってたもんで
派遣期間が終わることを知っても
あ、チヤホヤしてくれる子がいなくなるなぁ。
くらいにしか思ってなかったのですよ。本当。
特にそこまで強く好意を感じていなかったわたくし。
嫁ちゃんに軽い気持ちで
「派遣期間今月末で終わりなの?
社員になっちゃえばいいのに~((´∀`))」
と伝えたところ
「付き合ってくれるなら派遣期間延ばしますけど・・!」
とのこと
いやいや、彼氏いるでしょ(自分も彼女いるでしょ)
と思いつつ、冗談だと信じてやまないわたくし。
「いーよ~。付き合う付き合う(笑)」
とお返事。
すかさず
「絶対嘘だからいやだ!嘘つきー!」
といきなり不機嫌になる嫁ちゃん
いやいや、彼氏いるやん(お前も彼女いるやん←)
しばし、この攻防が職場でひそかに繰り広げられ次第に嫁ちゃんの本気度がぶつけられる
自体に発展していくのでした。
嫁ちゃんの爆発
ついに嫁ちゃんが爆発します←
ふざけていた攻防の末。本気の攻防が始まります。
以下セリフが多いため
自分
嫁ちゃん
で色分けします。
スタート!!
嫁ちゃんと隣同士のパソコンでカタカタ仕事。
「カタカタカタ」←セリフじゃない
「今月末で本当にうちの派遣やめちゃうんだね~」
「だから、付き合ってくれるなら延ばしてもいいですよって言ってるじゃないですか~」
「(いつものやつ~)だから付き合うってば(笑)」
「絶対嘘だ。嘘だ!詐欺だ!」
「詐欺って(笑)」
わたくしパソコン業務が終わり一度飲み物を飲みに退席。
なぜか嫁ちゃんが珍しく追ってくる。
振り向いたら嫁ちゃんが。
「びっくりした~」
「どーしたら信じてくれるんですか?!」
「いやいや、また冗談を~」
「私冗談も嘘も言いません!」
「いや、それは知らんがなっ」
※補足をしよう。
この当時仕事以外一切お互い私生活に
踏み込むことがなかったため、
冗談は言い合っていたが恋人事情ははもちろん、
お互いの連絡先、年齢、下の名前すら知らなかったのです。
・・・再開っ
「みんなに聞いてくださいよ!私嘘とか冗談とか言わないですから!」
「いやいや・・」
「じゃー結婚してくださいっ!」
ん?
さすがに目が点でひきつるわたくしの顔
出てきた言葉が
「いや、付き合ってもないのに結婚て・・・!」
いや、お前もお前で返答おかしいわっっ
って今ならわかるんだけどその時は思考回路が馬鹿になったのよね。
まさか職場で付き合ってもない人に
プロポーズされることがあるだなんて思わないもんね
そして次に出てきた言葉がこちら!
「いやいや、だって嫁ちゃん彼氏いるでしょ?知ってるよ?」
いや、お前も彼女いるやんけ←
「だってこんな気持ちになるの初めてだから
どーしていいかわからなかったんです!
じゃー彼氏と別れれば結婚してくれるんですか?!
絶対そーじゃないですよね?」
いやいや、そーじゃないにしてもなぜこんなに責められるん?
怖気ずくわたくし
「とりあえずここ職場だし、
もー勤務時間終わりだから帰るね。か、考えておく」
と去っていくわたくし・・・超絶卑怯←
この時もまだ連絡先は交換せず。その後また1週間離れた状況で何が起こるわけでもなく
ただただ毎日同棲している家に帰り、彼女に言えるわけもなく悩みに悩んで衰退していくのであった・・・自業自得。
色々と決着
突発的なプロポーズを受けたわけですが
まさかね、結構ボーイッシュな身なりにしても
女子として
働いて、一人称は当たり前ながら「私」であって
立ち振る舞いはちょっと男よりだけども
職場でこんなことが起きるなんて
思ってもみなかったじゃない?!←
ってちょっと後日談ですが、
嫁ちゃんからしたら彼氏がいるのに
(一応)女の人を好きになってどうしていいかわからないまま、
とりあえず気持ちは伝えたかったことと、
母親に相談もしていて、
そのうえ彼氏にも女の人を好きになってしまったかも
と相談していたとな・・・
恐るべし嫁ちゃん・・・!
話は戻りまして
さすがに嫁ちゃんが本当に
曇りなき眼で気持ちを伝えてくれたのに、
自分は何一つ本当のことを伝えてないことに少し
(いや大分ね)卑怯だと思ったため、
後日仕事後食事に誘うことに。
食事を誘うと決めた当日。
なかなか口に出せず。
嫁ちゃんは嫁ちゃんでなぜか
スッキリした感じでもう好きとは言ってこず。
このままやりすごそうとも思いましたが、
思い切って仕事終わり際
「今日このあと空いてる?ごはん行かない?」
とお誘い。
嫁ちゃんが行ってくれるとの事で食事へ。
この時初めて番号交換。
居酒屋に付き着席。まず彼女がいることを伝えると、
「そりゃー絶対ダメな奴じゃないですか~。
私今まで生きてて初めて振られました(笑)」
と笑う嫁ちゃん。
そこからは卑怯極まりないと思うかもしれませぬが
今の彼女とうまくいっていない現状、
嫁ちゃんは嫁ちゃんで彼氏とうまくいってなかったことをお互い話
最低ながらも
「やっぱりちょっと考えさせて。まだ振ってないからね。」
お伝えその日は終了。
我が家に帰宅・・・も彼女と同棲中。
1人で考えたい・・・1人になりたい・・・。
わがままながら彼女に同棲を解消したいと告げる。
彼女は一言「わかった。」と
同性同士で結婚できない今、
同棲を解消するのは別れる前提でないにしても
あまりいい未来は想像できない。それを感じてか彼女から
「もうすきじゃないってこと?」といわれ
ずるいわたくしは「わからない。」と返事。
「じゃぁ、もう別れよう」と彼女から言われる。
その瞬間
肩の荷が下りてしまい一瞬ですごく楽になってしまった・・・。
もう戻れない・・・。
彼女に言わせて初めてこれが正解だったんだと思ってしまう自分。
「わかった。別れよう」
と伝えてはい、終わり。なんてわけにはならず
彼女の別れようは引き留めてほしい別れようだったのよね。
そしてそれをわかってて別れようって返事したのよね。
ただもう結果は変えられずお別れすることに。
何が超絶卑怯って
嫁ちゃんの存在を最後まで彼女には伝えなかったこと。
彼女とはもう、うまくいかないと分かっていたのに
彼女に最初に別れを切り出させたこと。
(´・ω・`)
・・・・。
ただ彼女と別れたからと言って嫁ちゃんサイドが
彼氏と別れるのはまた別の話。
嫁ちゃんが色々すっきりして、ふと我に返って
やっぱり気の迷いでした!
とか彼氏とうまくやっていけそうです!
って言って自分から去って行っても
それはそれで仕方ないし、
むしろそーなってしばらく一人でいた方がいいかもしれん。
と思っておりました。
とりあえず返事を待って手と伝えていた手前、
嫁ちゃんに報告。
改めてお付き合いの申し込み。
ただすぐ彼氏と別れてほしいとか、それは望んでいないこともお伝え。
ゆっくり考えてほしいともお伝え。
ところがどっこい
その日中に彼氏と別れるという結末に・・・。
の後はご存知の通りお付き合いをして
結婚式をして今に至るという感じです。
お互いがお互いに恋人がいることを知らず、
お互いの事を何も知らない二人が
自分のことをよく知っている恋人との別れを選んで
付き合い始めた話でした~。
人生何が起こるかわかりませんね。
気分を害された方がいらっしゃいましたらすみませんが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました~!!!